《ニュース・お役立ち情報》

ー平成29年10月ー


平成29年10月25日 

『株価連日の値上がり』

東証日経平均株価は、本日は値下げして引けました。

昨日まで16営業日連続での値上がりとなり、過去最高の記録

だそうです。

この状況を好景気と表現するのでしょうが、なかなか実感がわ

かないのも事実でしょう。

業績や給与など、大企業ばかりでなく中小零細企業への広がり

につながる政策を打ち出されることに期待したいところです。


平成29年10月22日

『総選挙結果』

総選挙は与党の圧勝で、自民公明で3分の2超える312議席

以上が確定となりました。

衆議院の過半数である233議席で政権を獲得します

過半数は、法案可決に必要な議席数となります。

全ての常任委員会の委員数の過半数を確保する244議席で

「安定多数」。

さらに、全ての常任委員会の委員長ポストを獲得できる261

議席で「絶対安定多数」といいます。

この議席数があれば、各委員会で可決することはもちろん、委

員会での審議の進め方についても安定した運営ができるという

ことになります。

今回、それをはるかに上回る議席数を自公が獲得し、改選前に

引き続き与党が3分の2を超えました。

3分の2の意味は、衆議院で可決した法案を参議院が否決した

としても、衆議院で再可決することができる議席数である、と

いうことであります。


平成29年10月13日

『労基法違反事件』

流通大手イオングループの警備会社であるイオンディライトセ

キュリティに対して労働基準監督署の是正勧告がありました。

朝礼や制服への着替えの時間が労働時間としてカウントされて

おらず、その分の賃金が支払われていなかったというものです。

会社が指定した制服への着替えに要する時間は労働時間であり

ます。

これは平成12年の最高裁の判例によるものです。

もう17年も前の判例であり、労働法を少しでもかじれば出て

るような有名な判例です。

大手企業グループでありながら、こうしたことが起こるのです

ね。


平成29年10月5

『NHK過労死事件』 

NHK記者が、残業159間で過労死していたと報じられました。

労基法で定める労働時間の限度は、1週間あたり40時間です

から、1カ月間では約171時間になります。

それを超える時間が159時間だったということです。

労基法は170時間と言っているのに、330時間働いたとい

うことです。

確かに36協定を結べば残業させることができますが、事業主

には従業員の健康に配慮する義務があります。

 

2013年7月に事件が起こり、2014年5月に労基署が労

災認定していたとのこと。

今は、2017年10月です。


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