《ニュース・お役立ち情報》
ー平成30年7月ー
平成30年7月25日
『東京商工会議所練馬支部のセミナーに登壇します』
東京商工会議所練馬支部主催のセミナーにおきまして、馬場が
話をさせていただきます。
テーマ:労働判例からみる雇用リスク管理
日時:平成30年8月28日(火)14時~16時
場所:ココネリ3F研修室1(練馬駅北口徒歩1分)
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-87069.html
企業経営者や労務担当者がおさえておきたいポイントを事例に
沿って、分かりやすく解説します。
一般従業員の皆さまにも参考になる内容となっています。
平成30年7月16日
『ばば社労士事務所通信」を配信しました』
今日のテーマ
トピックス・・・・過労死防止大綱のポイント
労働法講座・・・・過労死・過労自殺について
住宅営業の世界・・・・お休みしました
の以上です。
平成30年7月13日
『過労死防止対策大綱のポイント』
平成27年に策定された「過労死等の防止のための対策に関す
る大綱」が、今国会での働き方改革関連法の成立を受けて3年
ぶりの改定となります。
大綱では、特に長時間労働者が多いとされる業種・分野を取り
上げ、業種ごとに行なうべき対策を示しています。
➀トラック運送業
発注者との取引関係の改善を図るのが必要
➁教職員
タイムカードなどで勤務時間管理を徹底
③医療
医療提供体制を損なわない改革が必要
勤務間インターバルの確保などを検討
➃情報通信業
発注者や事業者の協働により取引のあり方を改善
➄建設業
適正な工期設定や週休2日の推進などが不可欠
➅メディア業界
実態を把握した上で特性に応じた取り組みが必要
などですが、当然ここで取り上げた業種・分野以外であっても、
労働者の健康・安全に対する配慮義務が使用者にはあります。
日頃から従業員の体調に気を配るよう心掛けましょう。
平成30年7月11日
『厚労省、過労死・過労自殺は昨年度190件労災認定』
厚生労働省が『過労死等の労災補償状況』を公表しました。
平成29年度に過労死と過労自殺(未遂含む)により労災認定
された件数は、190件でした。
脳・心臓疾患による過労死は92件で前年度より15件減りま
したが、過労自殺・未遂件数は98件で前年比14人増となり
ました。
年代別にみますと、
脳・心臓疾患による過労死では、40代と50代が多い
過労自殺では、30代と40代が多い
また、時間外労働の長さ別にみますと、
過労死は、「80~100時間」「100~120時間」が多い
過労自殺は、「100~120時間」「160時間以上」が多い
となっています。
仕事上の問題で命を落とすというのは、あってはならないことだ
と思います。
ましてや自ら命を絶つというのは、なおさらです。
以前にも書きましたが、過労死とは、働き過ぎで亡くなることで
はありません。
従業員を働かせ過ぎたから亡くなったのです。
そのことをちゃんと理解して労働時間の管理をするようにしまし
ょう。
平成30年7月4日
『大東建託に違法残業で是正勧告』
川崎北労働基準監督署は、大東建託が、神奈川県内の支店の社
員に労使協定の上限を超えて残業をさせた上、残業代を支払っ
ていなかったとして、是正勧告をしていたことが分かりました。
同社員は、主に不動産所有者への賃貸住宅建築の提案を行なう
営業職であるとのことです。
昨年10月の残業時間は約100時間でありました。
同社では他の支店でも、労使協定に抵触しないよう残業時間の
過小申告が行なわれ、記録が残らぬようパソコンの電源を落と
したり、社有車を使わずに営業したりしていた、とのことです。
どこも同じようなことやっていますね。
☎ 03-4296-8357
✉ baba.k@sr-babaoffice.com