《ニュース・お役立ち情報》
ー平成30年6月ー
平成30年6月30日
『働き方改革関連法が成立しました』
６月２９日の参議院本会議において、働き方改革関連法が与党や
日本維新の会などの賛成多数で可決・成立しました。
法律の適用時期について以下のとおりです。
・残業時間の罰則付き上限規制
大企業・・・・平成３１年４月
中小企業・・・平成３２年４月
・同一労働同一賃金
大企業・・・・平成３２年４月
中小企業・・・平成３３年４月
・年次有給休暇の取得義務付け
・高度プロフェッショナル制度
大企業・・・・平成３１年４月
中小企業・・・平成３１年４月
各企業は期限までに社内体制を再整備しなければなりません。
就業規則の見直しや賃金制度の再設計、従業員への周知徹底など
やらなければならないことが山積みですので、スケジュールを決
めて対応していくようにしましょう。
平成30年6月30日
『違法残業、民放キー局全５社に是正勧告』
社員たちに労使協定で定める上限を超える時間外労働をさせた
として、三田労働基準監督署は平成２５年から２９年にかけて、
労働基準法違反で民放キー局の５社すべてに是正勧告をしてい
たことが分かりました。
是正勧告の回数は以下のとおり
テレビ朝日・・・・４回
日本テレビ・・・・２回
ＴＢＳテレビ・・・２回
テレビ東京・・・・１回
フジテレビ・・・・１回
労基署による指摘のほとんどが違法残業とのことです。
「メディア関連企業の長時間労働の是正を求める声がさらに強
まりそうだ。」
（平成２９年１０月４日：ＮＨＫ記者の過労死が判明した時の
朝日新聞デジタル記事より）
まったく、そのとおりだと思います。
平成30年6月22日
『今年の新入社員～働くことの意識調査～』
日本生産性本部は、今春入社した１６４４人の新入社員を対象
に調査を実施しました。
「若いうちは進んで苦労すべきか」という質問に対しては、
「進んで苦労することはない」が過去最高の３４.１％。
また、「人並み以上に働きたいか」という質問に対しては、
「人並みで十分」が、やはり過去最高の６１.６%。
働く目的については、
「楽しい生活を送りたい」が過去最高水準の４１.１％で、
「自分の能力をためす」は１０.３%で過去最低でした。
こうした傾向はこの数年、徐々に強まっているようですね。
平成30年6月2日
『労働保険の、確定・概算保険料の申告書類』
皆さまの事業所に、こんな封筒が届いていると思います。
中には労働保険の確定・概算保険料申告書が入っています。
オモテ
ウラ
労働保険は、会社と従業員を保護する大切な制度です。
事業主の皆さまは、期限内にきちんと手続をする必要があります。
まだ、手続を依頼する社会保険労務士を決めていない事業主の皆さまは、
ばば社労士事務所にご連絡ください。
電話：03-4296-8357
☎ 03-4296-8357
✉ baba.k@sr-babaoffice.com